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「意味が分からないッ!!」
朝、レオ君にゎ気まずくて会いにくかったから 掃除は体調が悪いってことでキャンセルした。
そんで教室で昨日のことをマナに話したら
こんな厳しい言葉を浴びせられた訳です。
「…いや~。
自分でもよくわかんないンだけどね?
なんてゆ-かぁ…ねぇ?」
と苦笑いして首を傾げるも、マナに通用するわけない。
「てか、中学の頃から思ってたんだけど
ゆなッて恋したら周り見えてないっていうか、自分を無くしてるってゆ-か…」
目の前にあったマナが持ってきた極細ポッキーを食べながら「そうかなぁ?」と 眉間にシワを寄せながらたずねた。
「そうなんだよッ!!
てか、ゆなとレオ君見てたら男と女が逆みたい。」
真剣な顔で とんでもないことを言われたから
思わず顎を支えていた肘が ガクッとなった。
「はっ?」
「だって、ふつ-は女が『私の事、本当に好きッ?!』みたいなこて言うじゃん」
マナは 手を祈るようににぎって女優並みの演技を見せた。
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