ギャップ@彼氏


――――とは、言ったものの……

「次のお客様どうぞー」
と 係員さんに言われてから足が動かない…泣


「ほらッ!!ゆなちゃん行くよ」

と、レオ君にも手を差し出されてもらってるのですが…

やっぱりムリだよ!!

だって小学校1年生の時に乗って腰抜かしてからは、1回も乗った事ないんだよっ?!

「ムリだよー!!帰りたい~」

頭を抱えてもだえていたら、周りの人達が『何あの人ー?』とか言われてるけど…そんなの関係ない!!

頑固にもだえていたら


「乗るぞ………ゆな」


「………………へ?」

そんなマヌケな声を出した瞬間、レオ君に抱きかかえられた。
要するに、お姫さま抱っこをされた。


「ふぇー―――?!!∑」

ヤバい…!!頭がパニック状態だ!!

お…お姫さま抱っことか初めてされたし…
…てゆーか今、ゆなって呼ばれた?!

普段使わない頭をフルに使ったから熱が出そうだ

そんな事を考えてる内にすでにジェットコースターのシートベルトを締められていた

ふとレオ君の顔を覗きこんだら耳まで真っ赤にして シートベルトを締めてもらってた///

周りの人達も『すげーお姫さま抱っこしてたよ』 『うらやましいー!!』とか言って興奮していた。

周りの人達まで興奮するんだから私達なんて尋常じゃないよっ///


なんてゆー空気も つかの間、ジェットコースターが動きだした


「★◇#£*$ー!!!∑∑∑」

怖くなって、言葉にならないことを叫んでしまったら…



ギュッ…!



「ふぇ?」

本日3度目のマヌケな声を残して、一気に急落下したジェットコースター。

「キャ――――!!!!!!」
乗っている間、叫び声はずっと出ていたけど、ずっと繋がれていたレオ君の手のおかげで、腰を抜かさずにすんだ。