だけど
頭をレオ君の胸に
押し付けられて
またレオ君の胸の中に戻った。

「謝んないで?
逆に こうしてて欲しい♪」

そう言ってもらえて
なんだか とっても嬉しかった。

それから ちょっとの間
抱き合っていたら

「…ゆなちゃん」
「なに?」
と また顔を上げたら

レオ君の顔が
かぶさってきて



……チュッ‥


一瞬 なにが起きたのか
わかんなかった。

わたしがずっとフリーズしていたら
レオ君は フッと笑って

「ゆなちゃん かぁ~わいぃ♪」
と からかってきた。

レオ君なんか性格ちがくないですかッ?!∑

わたしが1人あたふたしていたら
「掃除サボっちゃおっか♪」
と言って わたしの手を
引っ張って走りだした。