「ヤバいよぉ~」

と言いつつ、好奇心…というか~なんと言うか~…
マナにひっぱられたままレオ君を おいかけた。

すると 犬の散歩をしている人がいて
そのイカツそうな犬が
レオ君にむかって

「う゛~わんッ!!!」

と吠えた。

すると道端にも
かかわらず
レオ君は

「うわぁ゛―――!!!∑
ごめんなさぁ~いッ」

と叫んで走って逃げていった。

わたしとマナ、イカツい犬の飼い主と、イカツい犬までもが
口をポカーンと
あけて 立っていた。