するとマナが
「ゆなのせぃで
男子からの視線がいたい~」
と言ってきたので
「なに言ってンのッッ
この視線はマナの
せぃでしょ-!!」
と 言いあっている間
(どっちもかわいぃ~!)
(やったぜッ このクラス当たりだなッ)
といぅ男子の話が
2人に聞こえてくる訳なくて…
わたし達が
ずっとギャ-ギャ-と
言い合いをしていて
ふと 教室の中を見たら
朝の男の子が女子に囲まれていた。
まだギャ-ギャ-言っているマナを無視して
『あ~…やっぱりモテるんだぁ↓↓』
と 凹んでいたら
いつのまにか
静かになっていた
マナが わたしの視線の先をみて
ニヤリと笑うと
「ゆな あの女子に囲まれてる人の事好きでしょ~」
と 小声で聞いてきたので、わたしは
「ッ?! な、ななな何言っッ?!!」
と あからさまに
動揺したわたしを見て
「親友ナメんじゃないわよッ」
と 言ってその男の子を 品定めするように
上から下まで見た。

