ウルフ

検査は意外とすぐ終わった


『ふぅ…』


レイは溜め息をもらす

『あのさ…さっきチェックしにきた人は女装しなくてもいいの?』

マグはレイが思っていた疑問を先に言った


『はい…私も詳しくはわかりませんが大丈夫みたいなんです』


『ますます怪しいな国王…』


『レイ…、吹雪が止んだら出るんだよ…』


『国王はどこに?』


『レ~イ聞いてる!?』


『メインストリートを真っ直ぐ行った所に城門があります。そこにおられるかと…』


『ふむ…ありがとう』

『またか…』


マグがぼやく


『それで旅人さん…連れ出して頂けますか?』


『いや…、まずは何で女装令なんてものを出したかを調べてきます』


『はぁ…』


マグが溜め息をつく


『原因がわかって話し合えば女装令が無くなるかもしれないし』


『では私も一緒に…』

『何があるかわかりませんし待ってて下さい』


『あっ…、わかりました…』


『よし!では早速調査開始だ!早くこんな格好やめたいし』


『いつから探偵に…』

マグが言う