『そのガイっていう人はどこに?』


『ヘルズバーって言うバーの地下だ』


『ヘルズバー!?』


レイとマグは一斉に言った


『知ってるのか?』


ロックは二人を見て言った


『レイ…、もうむやみに知らないとこに行くの止めようね…』


マグがレイに言った


『あそこだったのか…』


レイは聞く耳を持たない感じだ


『はぁ…』


マグは溜め息をついた

『ロック、ここの住民は全員殺しちゃっても大丈夫なの?』


レイは冷徹な表情で聞いた


『あぁ、賞金首だからな』


『わかりました』


『レイ…、怖いから…』


マグは言った


レイとロック達は【ヘルズバー】の向かいの建物に、身を潜めながら様子をうかがっていた


バーの出入り口には【いかにも】の奴が見張っていた


『さっき来た時より厳重だね…』


『うん、マグ中には何人ぐらいいる?』


『12体反応がある』

『わかった、ロック半分は任せる』


『わかった』


ロックは答えた