ついに今日
流鬼と光華龍は...
ベッドで寝そべったままの私
トントンっ
私の部屋をノックする音
だれ?
「どーぞ」
開いたドアの向こうにいたのは
特効服姿の
翔だった
「夏紀。話しある」
ん?
「なに?」
「俺.実は麻衣に全部聞いた…」
え?...
「神田 蓮の事」
私の背筋が凍る
「俺.今まで言わなかったケド.ずっと前から夏紀が好きだった。でも 最近のウジウジしたお前は 俺が好きな夏紀じゃない。」
翔 なに言ってんの?
「お前 神田が好きなんだろっ!!間に合わなくなってもいいんかよ!」
強い眼差しで私を見る
「兄貴や流鬼にわるい…」
つぶやく私の肩を翔がつかんだ
「ふざけんな!俺らがそんな事でお前をイヤになったりなんかしねぇ!!!!」
翔...



