何でアイツがいんだ
・・・


硬直したまま

俺は動けなかった




進藤が涙をぬぐっているのが見えたんだ




俺は 話しかけようともした



けど,そんな事

無理に決まっている


きっとアイツに拒否されるに決まっているんだから



進藤と会わなくなってから


暴れ続けた俺


それも明日で終わる




明日が過ぎれば

この感情もきっと消える


俺は海を後にした                         
ーーーーーーーーーー…
俺はこの時


忘れるわけがない
進藤への気持ちを消そうと


必死に言い聞かせていた。