「おじゃましまーす」


「どーぞっ」



コンビニの袋を片手に

麻衣は部屋に入った



私達は いつものようにゴロゴロ



「夏紀…」


私の名前を呼ぶ麻衣へ顔を向ける



「あんた 今日変だったケド…何かあったでしょ??」



心配そうに私を見つめる



何も話そうとしない私


「夏紀!!私あんたの親友なんだよ!相談ぐらいしてよっ」



麻衣の芯の通った目



私は何故か

涙が落ちた



「麻衣...」