教室のドアを開けるといつものクラスメンバーが目に入る
授業は始まっているのに誰一人授業に耳を向けていない。 まぁ いつもこんな感じ うちらは何故か
不良のくせにクラス全員仲が良いっ☆
「おめーら遅いぞ~」
クラスの1人の声で私はさっきの事を思い出す
「だってよー こいつ起きねえんだもん」
翔が私のせいにする (ぶっちゃけ、私のせいだケド[笑]) 「は? あたしのせいかよ!!乙女が寝てんのにケリ入れるようなやつに言われたくねぇ」
翔の胸ぐらをつかむ
周りはヒゥーヒゥーとか言って
盛り上げ始めた
もちろん授業中なわけで
先生はオドオド
それでも続ける私と翔
「あ゛?誰か乙女だって?笑わすなっ」
バキっ
ドカっ
殴り合い蹴り合いの
取っ組み合いが始まった。
「ストープ!」
止めに入った1人の男
川瀬 悠
あたしらの友達
「2人とも うるさーい!毎日毎日よくあきないね~」
野田 麻衣
私の親友
2人に止められ
しぶしぶ自分の席へ着く



