純和風なデカイ家

これが私の家


「ただいま~」


玄関には大量の靴


私と翔はリビングへと行く


リビングに行くにつれ

ギャーギャー

ワーワー

うるっせーな

まぁ いつもの事だけど

ガチャ


“おうっ お帰りー”

“夏紀さん翔さん お帰りなさいっ”


色々な明らかにガラの悪そうな奴からの挨拶


“夏紀ちゃーん酒買ってきて♪”


昼から酒飲んでるこんのバカは

私の兄貴の       進藤 雄大(18)
流鬼の総長(族)


バキっ

「うぜえーんだよ゛!てめぇーで買ってこいやっ」


雄大を殴り込む私をみんなが止める


「おい。その辺にしとけよ夏紀」


そんで今喋った奴が
もう一人の兄貴
           進藤 光輝(19)
ブルーの総長(族)



一応 私の兄貴2人は
東市の族の中で1位2位を争うほどの強さらしい

親父は元族で

兄貴達も族


そんな家庭に育って

私が女らしく育つわけもなく...


ここらでは私も
ちょっと有名みたい



「ただいまー」

今 帰ってきたのは
妹の桜


こいつは、唯一うちの家庭ではあまりヤンチャしてないかな...