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夏休みが終わっても相変わらず暑さは変わらない。

遅くまで宿題を終わらせていたせいか、
くまは酷く、眠気もすごい。

私はその暑さに絶え続け、生ぬるい歩道を歩いていた。


「おっはよー!!小夜(サヨ)!」


背を向けると小柄な女の子が立っていた。
卯月ミユウ。私の大親友。

笑顔が可愛くて優しい女の子。
だからミユウは男子にすごくもてる。

まさに私が目標とする女の子。

「おっはよ、ミユウ」

「―…小夜……」


ミユウが驚いた目つきで私の顔を覗き込んだ。


「え、えーっと…何でもない!」

「?」

ミユウはすごく慌てながら話していた。
それから一緒に歩いていると、数分後に学校に着いた。