それからは心はなんともなかった



でも心と京さんのことはやっぱり聞けないしまだ聞いちゃいけない気がする....



何か踏み込めない二人の過去...


いったい何があったんだろう



悩んでる間にも授業はとんとん拍子に終わった



はあ、授業どころじゃなくて聞いてなかったよー
あとでチカにノート借りよう
心は気まずい...自分が....


なんかこうポロって聞いちゃいそうだし...



「環くんっ向かえに来たよー」



そういってドアの前に立ってこっちに手を振っているのは



「....あんた誰?」




知らない人でした




.