あっという間に1日がたち、あたしは大東宮学園へ行く準備をしていた




「荷物はこんなもんかなっ



大きいのは後から送ったらいいし」



時計を見ると1時よりも10分前を指していた




そういや....じいちゃんが迎えにきてくれるんだっけ??




たしか1時だったかな....もうそろそろかぁ....


一段落ついて、うーんっと背伸びをしていた時、チャイムの鳴る音がした




もしかしたらじいちゃん来たのかな




「今あけますっ」



そう言って玄関まで行き、扉を開けた



ガチャ.....



「......」




バタン......




え???







え????



なんかドアの前にヤのつく人がいたんですけど!?



うちって借金してたっけ??




おいおい、まじかよ!!!



まさかアイツ(父)アメリカ行くとかいって逃げたんじゃないよな.....




ってゆーことは何だ??





「あたし売られるのか!?!?」



「.......は??」









あれっ??今後ろから声しましたよね...


そっと振り返ってみると





そこにはさっきのヤクザがいた


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