「カンナ先輩が今日ここにいない本当の理由は、昨日サッチーがカンナ先輩のまとめた書類を破ったことに対してショックをうけたから.....



それにはなんか理由があるんだよね!?」



あたしがそう言うとサッチーはじっとあたしを見た



うっ.....なんか迫力負けしそう....



「なんでお前はそう思う?」



静かにサッチーは尋ねてきた



「カンナ先輩の書類をビリビリに破くなんてしないでしょ。


だってカンナ先輩の書類はミスがあったとしても数ヶ所...


なのに破ったら二度手間だし、サッチーだってもう一回書類に目をとうさなくちゃいけない


サッチーはそんな面倒くさいことはしないはず


となると.......ってわけ」




あたしが言い終わった後、サッチーは何も言わずにただあたしを見るだけだった




だから....迫力負けしそうだって!!



でもあたしも負けじとサッチーをじっと見た



お互いにらめっこ状態...


なんか目をそらしたら負けそうな気がしてくる


でもあたし達....


にらめっこ開始してから


もう5分はたっていませんか!?



もうそろそろ限界だよ...


あたし緊迫した所ってダメなんだよね──


なんかわらけてくる(笑






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