今私が抱かれてる部屋は

間違いなく彼の部屋で

あの日一人で

祐介を想像して

狂おしく彼を求めた場所。

そこに今は

その彼といる。


肉じゃがはまだできない・・・

なぜなら

作り始めた私を

後ろから羽交い絞めにして

自由をなくしたのは

彼だから。


私たちはそうなることを

最初から知ってたみたいに

静かに・・・

彼は私をベッドに押し倒し

私は望んでやまなかった彼の

欲望を受け入れようとしている