青の微熱

「心配だよ!

でも北海道に行ってから

俺は高校生だったし

飛行機代もなかったし

おやじの許可なしに

会えなかったんだ。


一度だけ遊びに行ったけど

親の事情で別れたんだぜ。

ちゃおにはわかんないよ。」


「会いたくないの?」


「そりゃあ、会いたいよ!

だからおやじの反対押し切って

東京に来たんだし・・・

でも、今の俺じゃ

会えないよ。」


祐介は怒ったように

背中を向けて

楽譜を拾い始めた。