青の微熱

トビにとっての
ファーストキスがあたし・・・?


茶織は呆然と立ちすくんでいた。


<そんなんじゃ、ない!
だめだよ。 トビ・・

あたしは
そんな綺麗じゃないんだ・・>


心の中で
「ごめんなさい・・」
と何度も言った。


トビを嫌いな訳じゃない。

キスが嫌なんじゃない。

自分がたまらなく嫌だった。


涙が出てきた。

「なんで・・・?
なんで あたしなのよ」