びっくりした顔で、振り返った先生は 足を止めて・・・私を真っ直ぐに見てくれた。 「・・・どうした?」 一歩ずつ、私に近寄ってきてくれる。 先生を どこまで困らせれば気がすむんだろ こんな奴を 先生が好きになってくれるわけがない きっと私が好きでいるだけで 先生には・・・迷惑なことなんだ 苦しい 悲しい 寂しい 想うことすら 迷惑ですか? どんなに真っ直ぐ想っても 先生には必要ないんですか?