どんなに私が先生を想っても



先生は何も知らない





それでも想ってしまう





見返りなんていらない


でも



少しくらい



こっちを見てよ



寂しい顔して


窓の外眺めているんなら



私がいくらでも、楽しい話してあげるよ


先生が私を助けてくれたように



私だって先生を助けたい




先生の



左手の薬指の指輪を見るたび



現実に引き戻されて


悲しくなる。





何も知らないってこと、思い知らされる。



どんなに頑張ったって、私はただの生徒にすぎないんだって・・・