私はそのまま、体育館の裏に行った。


海まで歩く元気はない。


でも、誰にも見つからないようなところに行きたかったんだ。


涙と一緒に鼻水が出る。


悔しいのか

悲しいのか

わかんない


もういいや


どうせいつか死んじゃうんだから


でも


どうせなら


早く


死にたいな



早く


ねぇ、早く・・・


もう希望なんて


どこにもないからさ


探すのなんて


もう無理だからさ




授業が始まる鐘が鳴った。




始まって


いつか終わるんだ



何だってそうだよ