forget-me-not

「ごめんなゆい、僕
 今の電話で
 起きたんだよね」

パパッと準備しちゃうから
少しまってて

すぐ迎えに行くからと
電話を切った


「1時間ぐらいかかるよね」


確かに早すぎる今から出かけたって
お店どこも開いてないし
私、浮かれすぎ・・・

と思っていたのに

相ちゃんは20分後には
もうチャイムを押していた

「ピンポ~ン」

「相ちゃん??はやっ」

こんな時お隣さんって近くていいね
って寝起きとは思えない爽やかスマイル



髪の毛先で水滴が光ってる
乾かさないで急いできてくれたんだ


トックン

心臓が跳ねる


なんでだろ相ちゃんの行動
一つ一つが嬉しくて胸の奥が

ギュってなる



「おじさ~ん
 今日一日ゆい借りるね~」

と玄関先で叫んだ


おじちゃんが廊下に姿を現した瞬間に

「じゃー
 行ってきま~す」

と私の腕を引っ張った


気のせいかな


相ちゃん私に負けないぐらい

ルンルンしてる??


思い過ごしかな??


でもやっぱり嬉しいよ