forget-me-not

「グスッ
 ごめんねヒィック
 最近・・私ヒィック
 情緒・・不安定だね・・
 グスッ」

涙が止まらず上手に話ができない


この感情がどこからきてるのか
自分でも分からない


ポロ

ポロ

ポロ

ただ一向に涙はとまらない

「もう話さなくて
 いいよ・・・」

「大丈夫だから」

そう言うと優しく包みこむように
抱きしめてくれた

「ゆい、頑張り過ぎないで
 ゆっくりでいいんだよ」

ポンポンと背中を叩きながら
ゆっくり落ち着かせるように話す

「辛い時は
 辛いって言って

 ゆいの心の中に
 閉じ込めて蓋をしないで
 
 悲しいよ苦しいよって

 声を荒げて
 泣き叫んじゃえばいいのに」

涙でぐちゃぐちゃの顔を両手で
包み込んでおでこをコツンっと重ねた


「その為に
 僕が居るんだから」


そう言って相馬は優しく笑った