次の日―・・


真っ赤に泣き腫らした目じゃ学校にも行けず、一人部屋のソファに沈み込む。

昨日の夜、涼太から事情を聞いた里菜が電話をくれたけど

泣いてしまってうまく話すことが出来なかった。

私の泣き声を聞いて、電話の向こうで里菜も泣いていた。


「隼人くん最低。七海、もう別れなよ・・」

私は否定することも頷くこともできずに、里菜の声を聞いていた。