次の日


さっそく里菜とふたりで失恋会

10時前に里菜の家に行くと、なぜか里菜の部屋からひょっこり涼太が顔を出す。


「涼太?!」

「よぉ。」

いつもの笑顔、なぜだかとっても安心した。




机を囲むように、座る。


少しの沈黙・・・




「七海、俺と付き合う?」

「いきなり変なこと言わないの!!」



里菜が涼太を軽く睨み付ける。



「ごめん、ごめん。冗談だって、な?」

そう言いながら肩をすくめる涼太に頷いてみせる。