貴方はあたしの主人様?


「貴方の叫び声のせいで、
まだ頭がガンガンなって
いるんですよ…。」

嗚呼、すいませんでした…(泣)
犬も怯えるぐらいの声量って、あたしどんだけ…(泣)

「では、もう"様"付けで呼ぶことは止めましょうか。
改めまして、優さん。
私は、大菱家に仕える執事を仕切っている、
執事長兼新人執事の教育係をしています、山都 柚木です。
これからよろしくお願いいたします。」

…ん?

「やっぱあたしお嬢様「違います。」

…そうですか。