貴方はあたしの主人様?


絨毯は、もう生きてる犬ですか!?ッてぐらいフッサフサだし、
部屋の中はあたしの部屋の何十倍もあるし、
しかも、豪華で高そうなものがごろっごろあるし…。

…なんか、一個持って帰ってもバレなさそ~…。

「それは、強盗になるので、止めて下さいね?
あなたはあくまでも、大菱家に雇われている身なんですから…。
たとえ、見習いでも、ね…?」

分かってますよね?と無言の圧力で
有無を言わさず物事を進めてしまう
この人は、本当に一体何者なのだろうか…?