私の視界にはいった人物。
それは………
「高野と…美沙?」
先に久美が声に出した。
美沙とは、うちの部活の後輩。
そのふたりがかわいい雑貨屋のなかで楽しそうにしているのがここからも見える。
美沙がなんで高野と………?
「デート……?」
男女ふたりが雑貨屋にいるなんて、
それしか考えられない。
それ以外になにかある?
信じたくないこと。
だけど―――――――
「はるか……!!」
久美の声にハッとした。
「デートじゃないはずだよ!?だって高野ははるかに告白したんでしょ?」
「久美………」
でも……
今となってはそれが本気で言った言葉なのか……
よくわからない。

