【短編】後輩カレシ。





「はぁ〜っ、楽しかったねぇ!」


「疲れましたけどね。」


私たちは夕日で赤く染まった道を歩いていた。


私の左手には高野がとってくれたウサギのぬいぐるみ。


それをぎゅっと抱きしめた。




「高野……ありがとね。」


私の家の前について、そう言った。


「心配してくれて…本当にありがとう。」


「いえ。僕も楽しかったんで。」


そう言ってニコリと微笑んだ。



今日は本当に楽しかった。


高野のおかげだ。



「なんかお礼させてよっ!」



途端に思いついた。