朝から不機嫌だった野衣。
なんでキレてんだよ
って聞いたら
キレてないし
っつて
また不機嫌にさせてしまった。
野衣を図書室に連れて来て話しを聞いていた。
「だってだってだって…」
「だって…何だよ」
「何でそこまでして王子様キャラを作るの?!何でそこまでしてあたしと付き合ってる事秘密にすんの?!」
「の…」
「あたし限界だよ。
学校だって一緒に行きたいし、学校で堂々と二人でお弁当食べたり、手繋いだりしたいよ!」
「もーヤダぁ…」
ついに野衣は泣いてしまった。
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