ACO

彼とは普通のクラスメイトのままだった。


挨拶するくらい?


それ以上でも、
それ以下でもない。


そんな感じ。


でも、
やっぱり彼はキラキラしてた。


彼のいるところは輝いてみえた。


彼がいるだけで、
クラスが明るくなってると思う。


そんな彼を好きな女の子はいっぱいいる事を、
みんなと馴染んできたある日、
知った。


やっぱりな。


驚きはない。


焦りなんかもない。


むしろ当然だと思った。


だって、
本当に彼はキラキラしてたから。