そんなある日 あたしは彼を学校で見つけた。 この時あたしは学校で初めて彼を見た。 こんな些細なことでもあたしの心は舞い上がった。 あたしにとっては些細なことじゃないんだけどね。 でもなぜか彼は、 あたしの学年のフロアーにいて、 あたしと同じ学年色の上履きを履いている。 そして1年B組に入って行った。 ・・・んっ? えっ?ちょっと! 「なんでよ!?」 思わず声がでてしまった。