Real進行形



「…!?」


まさか涼が最後まで言うてくるとは…
まぁそのうちそうなるとは思っていたけど、やっぱり怖い。
でも気持ちとは裏腹にウチは

「うん」

って答えていた。

でも、脱ぎかけたところでタイミングよく…
親が帰ってきた。

慌てて服を正し、こたつに座り直す。
気付けば映画は大分進んでいた。
でも二人とも見ているはずもなく、仕方ないので切ってウチの部屋へ…

この時もし、ウチが映画を見続けたら…

もし、全力で拒否っていたら…

変わってたのかな?

ううん。

きっと変わらない。

だってウチらは目の前の欲望に耐えれなかっただけだもの。

愛してたからこそ、我慢も必要やったんちゃうかな?
今ならそう思える…