Real進行形



気付けば卒業を控えた私達。
ウチは受験し、私立の学校…つまり今の学校に通うことに決まっていた。
当然、涼とは離れる。

寂しく思うけど、今まで頑張ってきたのだからそれは変えられない。
そのためか、遊ぶ回数も間隔が狭くなっていた。


「お邪魔しま〜す。今日は俺、ケーキ作ってきたんすよ」

「いつもごめんね。ありがとう」


涼がウチの家に来た。
家が近いため、付き合う前から何度かウチの家には来たことがある。
そのため、別に変に緊張するわけでもなく普通に通される。


ってかケーキって…
涼は器用だ。
よく家の手伝いをやらされるらしく、料理もできる。ケーキも見た感じ、とっても美味しそうだ。

でも彼女としては少し複雑な心境。
まぁ仕方ないけどね。


でもウチは、この日のことをきっと一生忘れないだろう…