Real進行形

「人生ゲーム、そろそろ飽きた」


キスしてから2週間。
二回目のお家デート。

ちょっと涼の家にも慣れてきたので、緊張しなくなってきた頃。
暇になってきたので辺りを見回すと、あるものを発見。


「なんでスーツなんてかけてあるん?」

「ん〜?それか。前に集会できた」

「そうなんや」

「シワになるからかけとけって母さんが」

「…」

「…どうしたん?」


ウチの視線の先にはネクタイ。
それに涼も気付いたみたいだ。


「ネクタイ?」


言いながら取って持ってきた。


「いや…マンガであったなぁって」

「なんや?」

「まぁ色々と」

「ふ〜ん…笑」


しまったと思った時には遅かった。
涼は妖しい笑顔を向け、ネクタイを持ち直す。


「あの〜涼くん?」

「はい?」

「その手は…」

「縛ってる」

「見たら分かるて」


あっという間に手は拘束。ほどけそうでほどけない。なんとも歯がゆいものが完成した。