Real進行形

「お邪魔しました〜」


また来てね〜という涼のお母さんの声を背に、外に出る。
帰ろうとしたら、涼がとなりでガチャガチャと…


「何してるん?」

「…送ってく」

「家そこやん」


歩いて5分もかからない距離。
しかも自転車出そうとしてるし…


「夕方やから」

「は〜?」

「とりあえず乗れ」


きっと、心配して言ってくれているのだろう。
お言葉に甘えて後ろに横座り。
しっかり腰を持ち出発。


「しっかり捕まっとけや」
「うん」


出発して数メートル。
近所の人と遭遇。


「あらあら、こんにちは」
「こっこんにちは…//」


二人して照れながら挨拶。

「…恥ずかしいもんやな」
「そこやのに自転車やしな」

「バカップル?笑」

「今更やんか」

「やな」


初キス記念日に初ディープ。
少し大人になった気がした。