Real進行形

…ポテチですか?


「これ…わざわざせんでも一緒やん」

「一回したんやから、えぇやん」

「いやえぇけど…」


結局しましたよ。
もちキスもやけど…

事が起こったといえばその後。


「ディープキスってあったよな」

「あるよなぁ、そりゃ。…する?」

「しよか?」

「どっちでも」

「…口、開けて」



初めてのディープキスは、チョコの味がした。

ウチはされるがままで、無我夢中で舌を絡ませる。


「お前、この曲何か当ててみろ」


不意に耳元で鳴らされるメロディ。
見ると涼の手にはウチの携帯が握られていた。


「キスしながら当てろよ。笑」

「なっ…無理」


息をするので精一杯だというのに…。
どうやって喋るの?
でももう遅い。
すでに口は塞がれていた。

焦れば焦るほど、曲が思い出せなくて…


「りょっう…分からん〜」
「…それなし」


押し倒されてる状態で、端から見たらきっと襲われてるように見られる。
いや…襲われてる?

一問当ててもまた次の一問。
結局それで1時間以上を費やした。