いつものように、いつものメニューを声を掛けてくれた店の人にお願いした。 程なく、出された物を頂いて少し考えに更けていた。 『一緒に、良いですか?』 いつの間にか、うとうとしていた僕には青天の霹靂だった。 声の方を見ると、桜井さんが笑顔で僕を覗き込んでいた。 『え…あ、うん。あ、どうぞ。』 何故だろう。 気のせいと感じていた思いは焦りになっていたのだろうか。 現れた桜井さんの姿にうっとしいとか失望のようなものは感じなかった。 ただ、ほっとしたというか… 安心していた。