俺らは、指差した公園へと足を進めていた。それは、桜井さんの意向だった。 『ねぇ…、侑人行ってみようよ。…ね、お願い。』 『う、うん。』 この季節、この公園がこんなにものライトで埋め尽くされるとは今まで気づくことさえなかった。 というか興味もないと言った方が適当なのだと思う。 『こんなになるなんて、今まで知らなかった。』 『侑人、知らなかっんだ。こんなに、綺麗なもの…見れてよかったね?…あたしは、嬉しい。』 桜井さんは、ゆっくりと本物の白い雲より淡い白雲を空に並べていった。