新幹線が動き出す 竜二のいる大阪への距離が少しずつ近づいていく 外の景色が変わるのを目で見ながら 私の心の中は竜二でいっぱいだった まだ何ヶ月しか離れていないのに 何年も逢ってないような気がする それくらい竜二のいない時間は長く感じた