さくらの季節



頭では落ち込んでばかりいたらダメだって分かってるだけど





心の中にぽっかりと大きな穴があいてるようで





竜二は忙しくてなかなか逢いに来れないらしい





ある夜淋しくて電話した時、会社の飲み会らしく後ろから竜二を呼ぶ女の人の声が聞こえた





ただ同じ課の皆と飲んでるって聞いても私の心はモヤモヤとして電話を切った後、泣いてしまった





ちょっとしたことでも不安でいっぱいになる




竜二のこと信じてるのに心が弱くなる





我慢出来なくて竜二と離れてから初めての3連休に逢いに行くことにした