「もしもし…竜二…」




「さくら…ごめんな」

竜二が何度も謝ってくれる





「違う…竜二が悪いんじゃないよ…」





竜二がどう思うか心配だったけど正直に今思ってることあの嫌な出来事のことも話した





小さな胸のことをコンプレックスに思ってることも





竜二はずっと話を聴いてくれた





そして優しい声で竜二が言った





「俺はさくらがいいねん。ありのままのさくらが好きやねん。キス以上のことが嫌やったらさくらが大丈夫になるまでしない。俺が嫌な思い出も忘れさせてやるよ…」





竜二の声を聴きながら涙が止まらなかったけどすごく嬉しかった





「さくら自信持てよ。さくらは間違いなく可愛い女の子やで」





竜二の言葉が心の傷を癒してくれる





「ありがとう…竜二」