私は深呼吸をして空を見上げた 田舎のようには綺麗に見えないけど星が見えた 私はドキドキしながら一歩一歩竜二のいる方へ歩いた 竜二も私に気づき、一歩一歩こちらに向かって歩いてきた 一歩また一歩近づくたびに私のドキドキが早くなる 「…竜二…」 「…さくら…」 手を伸ばせば届く距離まで近づいた