色々考えて黙り込んでしまった




「さくら…どうしたん?」




「竜二ごめんね…竜二は菜々が好きなのに…迷惑かけてるね…」




外の景色が霞んでみえる




涙が目から溢れそうになったとき―――――






「大丈夫。今はお前のことしか考えられへんから。」







えっ……




それってどういうこと……?