金曜日の夜 9時の点呼の後 南が私の部屋に来た 「さくら。出掛ける用意して」 ん?どうして… 私がそう思っていると南が「いいから早く着替えて」とクローゼットから服を取り渡す 私は南に言われるがまま何が何だか分からないまま着替えた 南が私に鞄を渡し言った 「さくら。外に竜二が待ってるから気分転換しておいで」