5時。


放課後になった瞬間に


あたし蒼月音早(アオツキネハヤ)は、


即効で鞄から携帯取り出して


メールを打った。


相手は、彼氏の羽摘殊輝(ハネツミコトキ)。



『終わったァwww★02
殊輝、今日部活無いよね?』



~♪


『もちっ!予定通り部活なしっ!
つか、ホンットこの日だけは、
メール送んの早ぇよな。
いっつもは、俺からなのに。
そんなにデートしてぇの?
俺もしてぇけど。
じゃっ!今からそっち行くからっ!』



「やったァ!」


あたしは、笑顔で
携帯を鞄にしまった。



「今日、部活無くてよかったな。」



声が聞こえて振り向くと


劉月瑠冬(リュウヅキルフユ)が
うらやましそうに
あたしを見てた。


瑠冬は、殊輝と同じサッカー部。



もちろん殊輝の方が
サッカー上手いんだけど。


ちなみに
瑠冬とは、殊輝を通して
知り合った。

それ以降3人で話しとか
するようになった。


そして
あたしのクラスメートでもあるから
今では、2人で話したりもする。

本当は...
殊輝とが良かったのに...。