「さ、今日は健君も
一緒に誕生日パーティーだ!
リビングに戻るぞ~」

お父さんは
私が腕を離したスキに
リビングへと戻って行った。




…あり得ない…


あり得ない

あり得ない。


私も
しぶしぶと重たい足を
リビングまで運んだ。