闇色のアニス 地雷機器人ヲ駆除ス

森の中の窪地に落ちたらしい



痛みでしばらく動けなかった



痛みを堪えながら

じっとしていると

徐々に暗闇に目が慣れて来た



大きな樹木の根元に

身を隠せるほどの洞穴があった



熊のねぐらでないことを

祈りつつ、素早く逃げ込んだ