湊が出ていってすぐ、あたしは体の力が抜けたように座り込んだ。 みぃ達のこと、考えなきゃいけないのに余分なことばっかり考えちゃうんだ。 この学園が存在する意味… 恋することの大切さ…… 少しだけわかった。 期限は一年。 この一年間が終わる頃、あたしの隣には誰がいるんだろう。 誰と笑っているんだろう?